1歳半になると色んなことに興味が出てきますよね
自我も出てきて、心も体も大きく成長するのが1歳半〜2歳です
そんな1歳半の子どもに絵本を読むならどんな絵本が良いの…
読み聞かせは良いと聞くけど、なかなか絵本に興味を持ってくれない…
この記事を読めば、「 絵本を読んでくれない 」「 まだ言葉が出なくて不安 」「 絵本を読むと賢くなるって本当? 」など1歳半ママの悩みも解決!
今回は、娘が1歳半〜2歳になるまでに気に入っていた絵本をご紹介します
実際に読んでみた当時の娘の反応も合わせてご紹介しているので、参考になれば嬉しいです
0歳から毎日読み聞かせをし、毎月20冊以上の絵本を買ったり借りたりするわが家
娘の絵本棚には1歳半にして50冊以上の絵本が並び、自分で選んで持ってくるほど絵本好きに
絵本は私にとっては「育児のパートナー」、娘にとっては「仲良しのお友達」
読み聞かせの効果を日々実感しながら、特に娘が ” ハマった ” 絵本を紹介しています!
1歳半が気に入る絵本とは?
1歳半から2歳になるまでの期間に、娘が気に入った絵本を並べてじっくり見てみると
- 「どこどこ?」「あった!」が楽しめる絵本
- 「自分でやりたい!」を後押ししてくれる絵本
- 好きなものが出てくる絵本
という共通点を発見しました!
この共通点を意識すれば、1歳半も夢中になれる絵本に出会えるのではないでしょうか?
「どこどこ?」「あった!」が楽しめる絵本
「 どこどこ?」「あった!」と探し遊びができる絵本に夢中でした
おすすめは『きんぎょが にげた』
金魚鉢から逃げた金魚を追いかけるお話しですが、金魚を自分で見つけられるととても嬉しそう
とっくに答えを覚えてしまいましたが、それでも毎回楽しそうに聞いてくれます
「ママ、ここにいるよ!」と得意気に教えてくれるので、「よく見つけたね、すごーい!」と褒めると大盛り上がり
親子でゲーム感覚で楽しめておすすめです
探し遊びには
- 記憶力や観察力が向上する
- 達成感を味わえる
- 自信や自尊心が育つ
など嬉しい効果がたくさん!
積極的に取り入れたい遊びですが、家の中でかくれんぼは大変って時は
探し遊びができる絵本を選ぶと手軽に楽しめ、親子のコミュニケーションにもつながります!
「自分でやりたい!」を後押ししてくれる絵本
なんでも自分でやってみたい!
絶対に一人ではできなさそうな事も「自分でする!」の一点張り
試しにやらせてみるけど…
思うようにできず今度は癇癪を起こす負のスパイラル…
そんな時におすすめなのが、「自分でやりたい!」を後押ししてくれる絵本です
『もう ぬげない』は自分で服を脱ぐ!と言ったものの、ひっかかって脱げなくなってしまった男の子のお話し
脱げないと絶望するのかと思いきや「一生脱げなくても生きていけるさ」とまさかの開き直り
子どもの発想って本当に面白い!
服が脱げないだけで壮大な発想に至る男の子と、お母さんの呆れ顔に私が腹お抱えて笑ってしまいました
娘も服がひっかかった時は「もうぬげないー」とお腹を出して言うように笑
このように「自分でやりたい!」気持ちを後押ししてくれる絵本を選ぶと
やり方を学べるし「失敗しても大丈夫なんだ」とも思えるので何回も挑戦してくれるようになりました
「トイレ」や「歯磨き」などの興味付けにもおすすめです
好きなものが出てくる絵本
これまでは私の選んだ絵本は何でも聞いてくれましたが
1歳半過ぎた頃から、自分の興味がある絵本しか聞いてくれなくなりました
好きな色や、好きなキャラクターなど一度気に入るとしばらくブームが続きますが
逆に絵本の表紙が好みでないと全く興味を示さなくなりました
娘が1歳半頃に好きだったのがこちら
- 動物(クマ・パンダ・ゾウ)
- 乗り物(電車・新幹線)
- 食べ物
- 雨
- わんわん(いないいないばぁ)
絵本も好きなものが登場するものを選べば好奇心が刺激され興味を持ちやすいです
そして面白いことに、気に入った絵本と同じ作家さんの絵本はだいたい気に入ります
イラストや文章に好みが出てきたようです
この頃から絵本をシリーズで集めるようになりました
娘のお気に入りのシリーズがこちら
「五味太郎」さんの絵本はどれもとにかく個性的
極限まで無駄な言葉を削ぎ落とした文章は、短いながらも色々な解釈ができるので奥深く大人もハマります!
子どもでも認識しやすいはっきりとした形に鮮やかな色使いのイラストも特徴
難しい言い回しも出てきますが、的確なイラストで不思議と子どもでも理解できるようです
語彙力を伸ばすのにも五味太郎さんの絵本はおすすめです
アメリカのイラストレーター「デイヴィッド・ウォーカー」さんのイラストは、ふんわりとした色使いと愛らしいキャラクターが特徴
”ころん”としたフォルムがたまらなくキュート
読んだ後は親子で優しい気持ちになれる絵本ばかり♪
「おはよう」から「おやすみ」まで一日の生活をテーマにしているので子どもも親しみやすいお話しばかりです
自我が芽生える1歳半
気に入らないことは全部「イヤ!」
どうして欲しいのか上手く伝えられず、さらにイライラ…
自分の意思や感情を表現しようとするものの、まだ言葉は十分に話せないこの時期のイヤイヤは「プレイヤイヤ期」とも言うそう
イヤイヤが厄介で悪いイメージですが、実は”嫌”がハッキリしている分”好き”もハッキリしているようです
1歳半におすすめの絵本
どこどこ ここ ここ
ママ、どこどこ?
ココ、ココ
さあ、お家に帰りましょう
五味太郎の「干支(エト)セトラ絵本」シリーズ
ヒヨコがママを探してどこどこ?
探し遊びができる絵本です
単純なお話しですが「ここだよ」の”ここ”とニワトリの鳴き声”ココ”が掛けてあり、五味太郎さんらしい奥深い絵本
ヒヨコの表情もとても可愛らしいです
ママいた!と思ったら、
ママじゃなかった!!に大爆笑
五味太郎さんを知るきっかけとなった絵本でした
今思えば、1歳半から2歳までで一番ハマった絵本かもしれません
ミッフィーの いないいない だあれ
「いないいない だあれ」と、窓の向こうに見えているお顔は、だれかしら?
シンプルな仕掛けとくりかえしが楽しい、あかちゃんからオススメのしかけ絵本です
穴の向こうにいるのは誰だろう?と当てっこ遊びをしながら読み進められます
ママやパパなど身近な人物が登場するので、自分の周りの人の呼び方を覚えるのにも良さそうですね
こぐまちゃんとどうぶつえん
仲良しのしろくまちゃんを誘って動物園に行ったこぐまちゃん
長い足を開き、首を下げて水を飲むキリン、鼻でリンゴを食べる象、しっぽを振り回してうんちをとばすカバ…
経験する世界がまたぐっと広がります
動物の基本である食べる・寝る・排泄がこぐまちゃん視点で描かれています
動物たちの特徴的な仕草を見たこぐまちゃんは、疑問や驚きでいっぱい!
子どもならではのユニークな発想や率直な疑問に、私も「どうしてだろう?」と考えさせられます
動物をよく観察して描かれているので、はじめての動物絵本にもおすすめです
ゾウもうんちするんだ、ペンギンもお魚食べるんだと知って「へぇ』といった表情で真剣に見ていました
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。
焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。
見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は,あまい匂いが本当にしてきそう
音だけでこれだけ美味しそうに表現できるのはすごい!
こぐまちゃんえほんシリーズの中でも、とくに人気な作品です
「おさとう、こむぎこ、ふくらしこ…」とおままごとでもホットケーキを作ってくれるようになりました
さんどいっちにー
『いっちにー いっちにー さんどいっちにー』とリズムにのって
パンダとウサギとリスがピクニック
そして3びきがつくったサンドイッチが……!
おもわずわらっちゃう、すっごくかわいくて、おかしい、
声にだして読みたいファーストブック
「いっちにー、いっちにー」というリズミカルな掛け声の繰り返しで、テンポよく読み進められます
お楽しみのお弁当は…
「えっ!それ挟んだの!?」とびっくりなサンドイッチ
思わず私も笑ってしまいました
楽しい仲間と大好物のサンドイッチを食べて大満足
スキップしてかえる姿も可愛らしい
ピクニックのわくわく感がうまく表現されている絵本です
外でも「いっちにー、いっちにー、さんどいっちにー!」と声を出しながら歩いていました
りんごちゃん
いちわのカラスが、大きくておいしそうなりんごをついばんでいます。
そこへ、ひとりの女の子が泣きながらやってきました。
あっ、たいへん! カラスが落としたりんごが女の子の頭に……
と、思ったら、女の子はかわいいりんごちゃんに変身!
予想を超える展開に最初は戸惑いましたが、慣れるとテンポが良く何度も読みたくなる絵本です
結局最後まで、女の子が泣いてた理由はわからずですが「ま、いっか!」
可愛く踊るりんごちゃんを見てるとポジティブになれます
大好物のりんごになれて”りんごちゃん、いいなぁ”という感じで目が輝いていました笑
たべてみたい!
カピパラのジョンくんが、
「ゆめのような たべもの」を
さがしにいったさきに、みつけたものは――?
『しろくて あかくて きいろくて、だれかとわけてたべるとしあわせになる“ゆめのようなたべもの”』を一緒に想像しながら読むと一層楽しめます
途中で出会ったワニさんとジャガーさんが「君もおいしそうだけど」と呟くのがじわりとツボです
色が分かるようになる頃におすすめです
「しろくて あかくて きいろくて」と繰り返し呟いていました
でんしゃ くるかな?
「くるかな? くるかな?」動物たちが電車を待っていると、「きたー!」ホームに滑りこんできた電車にみんな大喜び。
動物たちは「くるかな? また くるかな?」と次の電車を待ちます。
電車を待つワクワクと、電車が来た時の嬉しさが子どもの心に響く絵本です
乗るのかと思えば「バイバーイ」と見送り、また「くるかな?くるかな?」
電車が来た時の動物たちの喜ぶ姿がとても可愛く描かれています
「赤色の電車だね」や「黄色い電車だね」など読みながら沢山お話してくれました
あめがふるふる
雨の日のおるすばん、兄妹が見たものは?
自然と対話し創作を続ける絵本作家・田島征三による雨の日の不思議をえがいた絵本
ページいっぱいに描かれた力強い絵はまるで画集を見ているようです
普段は選ばない絵のタイプですが、意外と娘は気に入った様で新しい発見でした
ややぶっ飛んだストーリー展開ですが、雨をめいいっぱい楽しむ兄弟の姿が生き生きと描かれていて、雨の日にレインコートと長靴で出かけるのが大好きな娘は共感できた様です
内容はやや難しいですがお魚いたね!、カエルいたね!と絵を楽しんでいました
ねこは るすばん
にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもいきや……?
猫だってカフェに行くし、身だしなみを整える。
──あなたのしらない猫の世界。
猫の留守番、何をするのかと思えば家を抜け出して猫の世界へ!
人間の相手も疲れるよね、猫もたまにはリフレッシュしないとね
休日を楽しむおじさんの様な猫の何とも言えない表情に大人も癒されます
猫が散髪したり釣りをするのを不思議そうに見ていました
へんしん トンネル
ようこそ、へんしんトンネルへ!
ページをめくってはびっくり!
かっぱが「かっぱかっぱ・・・」とつぶやきながらくぐると、
「・・・ぱっかぱっか」と馬になって出てきました。
絶対はまるたのしい絵本!
1歳半ではまだ言葉の意味は理解できませんが、”ぱっかぱっか”など繰り返しのリズムとトンネルから”ばぁ!”と出てくるのが面白い様で何度も読みました
言葉遊びが楽しめるので語彙力を伸ばすのにも良い絵本だと思います
あまり上手に発音できないけど頑張って「はっぱはっぱ」と言ってる姿はとても可愛かったです
どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん
どんぐりころころ どんぶりこ~
まるごと、うたえる絵本!
動揺「どんぐりころころ」の続きが描かれた絵本
色々な動物たちに出会い助けられながら、お山を目指すどんぐりですが途中で力尽き…
ストーリーは壮大に展開し、まるで短編映画を見ているよう
どんぐりの一生、自然界の連鎖、街の開発など童謡からは想像もできない内容がぎゅっと詰まっていますが、「どんぐりころころ」のメロディーに合わせて読めるので意外とさらっと読み進められます
内容はまだ難しかったようですが、気に入ってよく読みました
ひとりでうんち できるかな
おむつからおまるへ、おまるからトイレへと、
あかちゃんが幼児の仲間入りをするために必要な事がらを、
しかけ絵本で楽しく学べます。
まだトイレトレーニングは早いかなと思いながらも読んでみるとこれが大ヒット!
うんちとトイレに興味津々でした
そして嬉しいことに、うんちが出たらトイレに行ってくれるようになりました!
トイレの一連の流れがわかりやすく描かれているので、興味付けにはぴったりです
動物たちの様々なうんちを真剣に見ていました
自分の排泄時も「いっぱい出たね」など感想を言ってくれるように
ふわふわうさちゃん
パペットしかけえほん。
ふわふわうさちゃんは、きょうもげんきにあそびました。
そろそろ、ねんねのじかんです。
うさちゃんを、ふかふかのふとんにくるまらせてあげてね。
おやすみ、ふわふわうさちゃん!
絵本の裏から手を入れて、うさぎのパペットを動かすことができます
パペットは、ふわふわで思わず撫でたくなる触り心地
うさちゃんにお布団かけて、とんとんしてお母さん気分を楽しんでいました
ぎゅう、なでなでをしてあげる姿にきゅん♡
夜寝る前に、うさちゃんに今日の出来事をお話ししてあげるのが日課になりました
ひよよのおひるね
ちっちゃなひよよが、ハンモックでおひるね。
そこへ、あおむしくん、次にうさぎさん、次にくまさん、、、最後にぞうさんが
「いっしょに おひるね い~れて」とやってきます。
さてさて、みんな一緒にハンモックでおひるねできるのかな??
ひよよがハンモックでお昼寝していると
うさぎやいぬ、くまたちが「い〜れて!」とやってきてハンモックがもうぎゅうぎゅう
あぁ、ハンモックが破けそう!
そこへキリンとゾウもやってきて…
え!入るの!?
あ〜あ、やっぱりそうなるよね
動物が増える度にハラハラドキドキ
こんなに大変なことが起きてるのに、全く起きないひよよもすごい…
動物の大きさの対比が上手く表現されていて、子どもにもわかりやすいです
知っている動物も沢山登場するので会話も弾みます
かばくんの ほかほか おふろ
かばくんが、おとうさんとおふろに入っていると、
おとうさんが水鉄砲とシャボン玉をとりだしました。
なにをはじめるつもりかな?
絵本の読み聞かせをしていて思うのは、
お父さんが登場するお話しって少なくないですか?
登場しても仕事へ行く後ろ姿だけとかほんの少し
わが家はがっつり子育てに参加するお父さんなので、娘もすっかりパパっ子
パパが絵本も読んでくれるのに、お話しに登場するのはいつもママ
なんだか寂しいですよね
わが家のようにパパも読み聞かせしてくれるというご家庭には『 かばくんの ほかほか おふろ 』がおすすめです!
お風呂の時間を通して、父と子の絆が深まるお話しです
からだを洗いあいっこしたり、水鉄砲したりとお風呂遊びのアイディアがパパの参考にもなったみたいです
おやすみくまちゃん
ベッドが5つ並んでいるよ。もうねるじかん。
でも、ちゃいくまちゃんは眠れません・・・。
風の音かな、なんだかこわい!
さあ、くまちゃんたちは、どうしたのでしょう?
初めて読んだ”くまちゃんシリーズ”がおやすみくまちゃんでした
愛らしいくまちゃんたちが私も娘も大好きに
眠れない夜も、みんなでぎゅっとくっつけば怖くない!
寝かしつけにピッタリな絵本です
そのページを読む度、寝転がっていました笑
おやすみ前の1冊として定着しました
ねんねん ねむねむ おやすみなさい
ベッドが5つ並んでいるよ。もうねるじかん。
でも、ちゃいくまちゃんは眠れません・・・。
風の音かな、なんだかこわい!
さあ、くまちゃんたちは、どうしたのでしょう?
「 おやまをこえて うみをこえて 」「 くもががどんどん ながれてく 」など情景が想像できるセンテンスが上手く使われていて、まるで世界中を旅しているような気分
世界中の動物たちも夜はみんな眠るんだよ、さぁ一緒にねんねしよう!と優しく子どもに語りかけることができます
詩のようなリズムと「 ねんねん ねむねむ おやすみね 」の繰り返しが心地よく、自然と眠くなってくるので寝かしつけにおすすめ!
読み聞かせてる親もうとうとしてしまうので注意ですが…
動物がたくさん出てくるので、よく見てくれました
最初のページの「おやまをこえて うみをこえて〜そらがだんだんくらくなる」のフレーズが大好きで暗記してしまいました
読み始めは興奮してても、読み終わる頃にはお目めがとろんと眠そうに
1年半読み聞かせをした効果
絵本の読み聞かせの効果として「 語彙力の向上 」がよく挙げられます
そして語彙力の向上は「 話す力 」「 聞く力 」「 表現する力 」につながると言われています
では、1歳半〜2歳児ではどのくらい効果が見られるのでしょうか?
私が娘に絵本の読み聞かせを続けて1歳半〜2歳になるまでの間で感じた効果をご紹介します
語彙が多彩
読み聞かせの効果かもともと話し出すのが早かった娘ですが、
1歳過ぎまでは知ってる単語は多いがまだまだぎこちない話し方でした
ところが、1歳半を過ぎたあたりから急にスラスラ流暢に話すように!
おままごとしているのを見ていると
「 冷蔵庫に 大根があったわ。それを 大根おろしにしましょう! 」
と言いながら調理していてびっくり!
一般的に1歳半児は意味のある一語(「ママ」、「ブーブー」など)を話せ、早い子で二語文(「抱っこして」など)を話し始めると言われていますが、
娘は三語文以上を話せ、簡単な質問なら文章で答えることもできました
そして、驚くべきは語彙の多彩さです
例えばお気に入りのワンピースを着せた時、
「かわいいね」「似合うね」「おしゃれだね」「ひらひらしてるね」「青色だね」「これ好き」
と色々な言葉でワンピースを気に入っていることを伝えてくれます
日常会話だけだとどうしても親の語彙力に偏りがち
ですが絵本には日常では使われない言葉もたくさん含まれているので、物語を楽しみながら自然と語彙数を増やすことができます
語彙力は「 話す力 」「 聞く力 」「 表現する力 」の土台となるとても大事な基礎部分
語彙力が高ければ、自分の考えや感情をよりはっきり正確に相手に伝えることができます
将来の学力を高めるという点においても、幼少期からの絵本の読み聞かは有効と言えそうですね
日本語は数ある言語の中でも語彙が多彩なのが特徴だと思います
だって英語だと一人称は「 I 」だけですが、日本語だと「 私、俺、僕、自分、我輩… 」など数え切れないほどあり漢字・ひらがな・カタカナでもニュアンスが微妙に変わってきますよね
これからも、せっかく日本に居るのだから絵本を通してたくさんの日本語に触れさせてやりたいものです
長く集中できる
以前は物語は長くて途中で飽きてしまい、最後まで聞いてくれませんでした
しかし1歳半頃から”起承転結”のある物語も最後まで集中できるように!
最初は『 どこどこ ここ ここ 』くらい短く簡単な物語だったのが、徐々に長く集中できるようになり2歳前には『 どんぐりころころ おやまにかえるだいさくせん 』を最後まで読み切れるように!
『 どんぐりころころ おやまにかえるだいさくせん 』は童謡「 どんぐりころころ 」を15回歌うのと同じ長さです。とても長いのでリピートされると読み手も大変…良い絵本なんですけどね
児童館で行われる絵本の会では、絵本6冊の読み聞かせを他の子は飽きて走り回る中、娘は座って最後まで鑑賞でき、これには私も感心
絵本の内容が理解できているかは怪しいですが、興味さえあれば最初から最後まで集中力を切らさずに聞いてくれるようになったので、私も読み聞かせが一層楽しくなってきました♪
これも読み聞かせを小さい頃からコツコツ続けてきた成果かなと思っています
イヤイヤ期が軽い
1歳半〜2歳といえば ” イヤイヤ期 ” が始まる頃
特にイヤイヤ期の初期は ” プレイヤイヤ期 ” と言われ、言葉をうまく話せないがために自分の意思や欲求が伝わらず癇癪を起こすそう
逆を言えば、自分がどうして欲しいのか言葉にできるとイヤイヤ期は軽く済むはず!
娘もある程度の言葉を話せたので「 コップとって 」や「 おかわりちょうだい」 「 自分でする! 」など欲求を伝えてくれ、機嫌を損ねる前に対応できたと思います
とはいえ、まだ具体的な要望を言ったり相手の気持ちを考えたりはできないので、理由の分からないイライラを爆発させることも…
しかし「 これ嫌だったんだね、じゃあこっちにする? 」、「 うん、こっちにする 」と会話で解決も出来たのでコミュニケーション能力の重要性を実感しました
イヤイヤ期に絵本を読む効果は他にもあって、歯磨きや着替えなどは私が言うよりもお気に入りのキャラクターが絵本の中でやっている方がヤル気が出るようでした
時間はかかりますが、読み聞かせを一冊してから歯磨きや着替えに誘うと意外とスムーズに!
終わりの見えないイヤイヤ期は精神的にも本当に大変
そんな時は、絵本の読み聞かせをして子どもの” イヤ ”な気持ちを誤魔化しながら過ごすのもおすすめです
言葉も覚えられて一石二鳥!
まとめ
1歳半におすすめな絵本は「 探し遊びができる絵本 」「 自分でやりたい!を後押ししてくれる絵本 」「 好きなものが出てくる絵本 」です
絵本の読み聞かせを習慣化することで、「語彙が多彩になる」「長く集中できる」「イヤイヤ期が軽い」などの効果が期待できます
また、親子のコミュニケーションとしても絵本の読み聞かせはおすすめ!
ぜひ今回ご紹介した絵本の中から、お気に入りの一冊を親子で探してみてください♪
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